気象庁は11月8日に『南海トラフ地震関連解説情報について -最近の南海トラフ周辺の地殻活動-』を発表しました。そこで本日の地震予知のあれこれでは、この内容について見ていきたいと思います~
目次
- 気象庁は最新の『南海トラフ地震関連解説情報』を発表!
- 現在のところ南海トラフ沿いの大規模地震の発生の可能性が平常時と比べて相対的に高まっていない!
- 南海トラフ沿いの大規模地震は切迫性の高い状態!
- 南海トラフ沿いの大規模地震が今後30年以内に発生する確率は70%~80%!
- 南海トラフ巨大地震は1年~2年以内に来る!?
- 10月25日に横須賀で『謎の異臭騒ぎ』が発生!巨大地震の前兆!?
- 10月26日には熱海市・23日には伊豆地域でクジラの漂着・漂流が相次ぐ!巨大地震の前兆!?
- 11月6日~7日にかけて地震雲の目撃情報も!
- まとめ
気象庁は最新の『南海トラフ地震関連解説情報』を発表!
気象庁は11月8日に『南海トラフ地震関連解説情報について -最近の南海トラフ周辺の地殻活動-』を発表しました。気象庁では、大規模地震の切迫性が高いと指摘されている南海トラフ周辺の地震活動や地殻変動等の状況を定期的に評価するため、 南海トラフ沿いの地震に関する評価検討会、地震防災対策強化地域判定会を毎月開催しています。
現在のところ南海トラフ沿いの大規模地震の発生の可能性が平常時と比べて相対的に高まっていない!
内容を詳しく見てみると、 現在のところ、南海トラフ沿いの大規模地震の発生の可能性が平常時(注)と比べて相対的に高まったと考えられる特段の変化は観測されていません。とのことです!
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南海トラフ沿いの大規模地震は切迫性の高い状態!
南海トラフ沿いの大規模地震(M8~M9クラス)は、「平常時」においても今後30年以内に発生する確率が70~80%であり、昭和東南海地震・昭和南海地震の発生から既に70年以上が経過していることから切迫性の高い状態とされています。
南海トラフ沿いの大規模地震が今後30年以内に発生する確率は70%~80%!
南海トラフ巨大地震は、政府の地震本部によりますと、南海トラフで想定されるM8~9の巨大地震については、今後30年以内に発生する確率は、これまで『70%程度」でしたが、2018年の公表では『70%~80%』に引き上げられています!
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南海トラフ巨大地震は1年~2年以内に来る!?
立命館大学環太平洋文明研究センター教授の高橋学氏によりますと、2019年5月10日の日向灘の地震も含めてデータを客観的に見れば、南海トラフ巨大地震は1~2年以内に起きると考えるのが自然です」と話しています。そう考えると、ちょっと心配になりますね!10月25日に横須賀で『謎の異臭騒ぎ』が発生!巨大地震の前兆!?
横須賀では10月25日には『謎の異臭騒ぎ』が発生しています。それまでにも複数回異臭騒ぎが起きており、地震の前兆ではとの声もありますね!
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10月26日には熱海市・23日には伊豆地域でクジラの漂着・漂流が相次ぐ!巨大地震の前兆!?
10月26日に熱海市下多賀の長浜海水浴場付近の海岸にクジラと見られる巨大生物が漂着、23日には伊豆地域で伊東市八幡野の沖合に体長約8ⅿのクジラの死骸が漂流するなど、クジラの漂着・漂流が相次いでいます!ネットではクジラの打ち上げは地震の前兆という話もあるみたいですが、専門家は科学的根拠はないとしています。
11月6日~7日にかけて地震雲の目撃情報も!
11月6日~7日にかけて地震雲の目撃情報もあがっています☟
科学的根拠はないとされていますので、話半分で見ておきましょう!
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まとめ
気象庁は10月7日に『南海トラフ地震関連解説情報について -最近の南海トラフ周辺の地殻活動-』を発表しました。それによりますと、現在のところ、南海トラフ沿いの大規模地震の発生の可能性が平常時(注)と比べて相対的に高まったと考えられる特段の変化は観測されていません。ただ、昭和東南海地震・昭和南海地震の発生から既に70年以上が経過していることから切迫性の高い状態となっており、油断は出来ませんね!