目次
- 北海道から東北地方北部の太平洋側を震源とする巨大地震の新たな想定を公表!
- 想定対象は『日本海溝』でM9.1・『千島海溝』でM9.3!!
- M9クラスの地震の後に発生する津波で最悪の場合は最大19万9千人が死亡!
- 千島海溝で国内最大のM9.3は地震のエネルギーは東日本大震災の2.8倍!
- 日本海溝地震では岩手県に約30mの津波が!
- 津波が襲う様子はまさに地獄絵図。
- 千島海溝沿い超巨大地震(M8.8クラス以上)の地震の発生期間は平均で340~380年!
- 千島海溝沿い超巨大地震は30年以内に最大40%!巨大地震の発生が切迫している可能性が高い!
- まとめ
北海道から東北地方北部の太平洋側を震源とする巨大地震の新たな想定を公表!
内閣府は12月21日に北海道から東北地方北部の太平洋側を震源とする巨大地震の新たな想定を公表しました。
想定対象は『日本海溝』でM9.1・『千島海溝』でM9.3!!
今回の発表の想定対象は、東北沖から北海道・日高沖に続く『日本海溝』で(M9.1)と、十勝沖から千島列島かけての『千島海溝』(M9.3)の二つの地震となっています。東日本大震災を上回る規模ですね!
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M9クラスの地震の後に発生する津波で最悪の場合は最大19万9千人が死亡!
今回発表された想定通りだとすると、マグニチュード(M)9クラスの地震の後に発生する津波で、最悪の場合は最大19万9千人が死亡するとしています。ちなみに東日本大震災はでは死者・行方不明者が2万人を超えだったので、はるかに上回る想定ですね!
千島海溝で国内最大のM9.3は地震のエネルギーは東日本大震災の2.8倍!
千島海溝地震の場合は、地震の規模を示すマグニチュード(M)は最大9.3と推計されていますが、東日本大震災(M9.0)や南海トラフ巨大地震の想定(最大M9.1)を上回る数値となっています!千島海溝の震源域は北方領土の沖合まで延びる広さで、地震のエネルギーは東日本大震災の2.8倍に達するとされており、主な地点の津波の高さは、えりも町27.9m、根室市で22.0m、釧路市で20.7mとしています!
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日本海溝地震では岩手県に約30mの津波が!
最大でM9.1と推計されている日本海溝地震の場合は、東北への影響が甚大となっています。岩手県では宮古市の29.7mをはじめ、木造家屋が全壊・流出する5mを超える10~20mの高い津波に襲われる想定です。青森県では八戸市の26・1mを最高に、太平洋沿岸に10~20mの津波が押し寄せ、県庁も浸水被害に遭うとされています。北海道でも襟裳岬より西を中心に10m程度の津波に見舞われるとしており、広範囲に津波が襲来する可能性があります!
津波が襲う様子はまさに地獄絵図。
YouTubeに東日本大震災で津波が襲う状況がありましたので、載せておきますね。
生々しい津波の映像なので、ストレスを感じる人は見ないで下さい!!
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千島海溝沿い超巨大地震(M8.8クラス以上)の地震の発生期間は平均で340~380年!
過去に十勝沿岸で巨大地震に伴う巨大な津波が発生した発生時期と再来間隔がこちらです☟

300年~500年とややばらつきがありますが、十勝沖から択捉島沖までを震源とするM8.8以上の地震は、平均340~380年で発生していると言われています。
千島海溝沿い超巨大地震は30年以内に最大40%!巨大地震の発生が切迫している可能性が高い!
千島海溝沿いで発生する超巨大地震は、政府の地震調査研究推進本部は、2017年12月19日に北海道沖の千島海溝沿いで今後30年以内にM8.8以上の『超巨大地震』が発生する確率は最大40%(7~40%)とする見解を発表されています。前回発生したと見られている1611年の慶長三陸地震からは既に400年以上が警戒しており、地震本部は『平均的な間隔の満期を超えており、発生が切迫している可能性が高い』と述べています。
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まとめ
内閣府は12月21日に北海道から東北地方北部の太平洋側を震源とする巨大地震の新たな想定を公表しました。それによりますと、今回の発表の想定対象は、東北沖から北海道・日高沖に続く『日本海溝』で(M9.1)と、十勝沖から千島列島かけての『千島海溝』(M9.3)の二つの地震となっており、地震後の津波などで最大19万9千人が亡くなる可能性があるようです!地震の間隔からもそろそろ来てもおかしくないので、いつ来ても良いように今の内からしっかりと備えておくことが重要ですね!!