最近比較的規模の大きめの地震があったこともあり、『地震雲』の投稿が増えているようです。そこで本日は、この内容について見ていきたいと思います~
最新の地震雲はこちら☟
日向灘ではM6.6の地震が発生☟
南海トラフの発生確率が40年以内に90%程度に引き上げ☟
内閣の最新想定では日本海溝でM9.1・千島海溝でM9.3☟
目次
- 1月1~5日には『地震雲』の投稿が急増!
- そもそも『地震雲』って?
- 『地震雲』は科学的な根拠は乏しいと言われている!!
- 『巻雲』・『高積雲』・『層積雲』・『飛行機雲』などが良く『地震雲』と間違われる!!
- 『地震雲』は存在しないとまでは言えない!!
- 気象庁も『地震雲』はないと言いきるのは難しい!
- 2021年12月3日09時28分頃に紀伊水道を震源とするM5.4の地震が発生!
- 12月3日06時37分頃に山梨県東部・富士五湖を震源とするM4.9の地震が発生!
- 首都直下型地震(南関東の地震)は今後30年以内に約70%の確率で発生する?
- 南海トラフ巨大地震は1年~2年以内に来る!?
- 10月25日に横須賀で『謎の異臭騒ぎ』が発生!巨大地震の前兆!?
- 10月26日には熱海市・23日には伊豆地域でクジラの漂着・漂流が相次ぐ!巨大地震の前兆!?
- まとめ
1月1~5日には『地震雲』の投稿が急増!
1月1~5日には『地震雲』が見られたと話題になっています!
では、早速投稿を見てみましょう☟
1日☟
一直線に遠く伸びた雲と出会う。。。地震雲!? pic.twitter.com/HsCj0ssbBm
— ポン太330 (@cd0ouu) January 1, 2022
2日☟
伊勢市で南北方向に地震雲ような
— 医学研究者ABE@情報発信 (@ABE17806370) January 2, 2022
雲を見ました。 pic.twitter.com/tAhfWDljjh
明けに職場の窓から撮った富士山。
— ハナホクロ (@SKke99259824) January 2, 2022
綺麗に見えなかった😭
先輩は「ヤバイぢゃんね‼️コレ地震雲ぢゃね⁉️」とか言うし😫
しかも、仮眠中にすっごい怖い夢みたよ〜。
初夢最悪だった🤪#富士山 pic.twitter.com/f0P9yd3gAD
3日☟
さっき地震雲が出て15分で消滅した。先端部分は東の太平洋側にぐんぐん伸びて行った。11年前の大震災の発生した年の元日の朝の雲と良く似ている。野鳥達も何となく静かに思える。災害の発生しない事を祈る。 pic.twitter.com/3ZEEOCF3CQ
— とおーりょー (@HOr9Obv1VDOSDAW) January 3, 2022
地震雲かなー?(色補正あり) pic.twitter.com/8RJSLX5I5S
— 🌱双葉茶々(ふたば)です🐶📛 (@sacha_maryu) January 3, 2022
4日☟
気にしなければ
— kyokyoにゃん (@kyokyo97476869) January 4, 2022
気にならない
地震雲なんて
無いと言われているけど
私は気になる
直線で長い雲じゃないけど
ただの雲だけど
私には不気味#地震雲 pic.twitter.com/yD8wDJypeZ
5日☟
栃木県宇都宮市からおよそ南方向へ向かって撮影。
— IH-Soyin-UK (@kookoo163) January 4, 2022
よく見ると横並みの地震雲が出現しています!
関東近県での
2 、3日は大きめの地震に注意が必要 pic.twitter.com/GDmyUap6Mv
今回挙がっている画像のほとんどは巻雲(飛行機雲も含む)・高積雲と呼ばれるものですね!!中には気になる形状のものもありますが。
地震雲の種類についてはこちら☟
そもそも『地震雲』って?
『地震雲』とは、(じしんくも・じしんうん)と読み、地震の前後に特殊な形状の雲が観測されると言われているものを指します。『地震雲』の発生メカニズムの仮説としては、地震雲は断層付近の地下の歪みにより気温の異常増加が起こり、その様な断層線があればその上で起こるといった仕組みのようです。
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『地震雲』は科学的な根拠は乏しいと言われている!!
『地震雲』と言われているものの多くは、気象現象として説明可能なものがほとんどとされており、そのような雲と地震の発生の関連は地球科学や気象学、一般的な科学としてほとんど認められておらず、科学的な根拠には乏しいと言われています!
『巻雲』・『高積雲』・『層積雲』・『飛行機雲』などが良く『地震雲』と間違われる!!
巻雲がこちら☟
巻雲(けんうん・Cirrus)略号Ci
箒状・かぎ状になっているものがあり、天気の良いときに出ていることが多いです。高度:16,000~43,000ft(5,003~13,233m)と高いところに出る雲とされており、『飛行機雲』も『巻雲』の一つです!
高積雲がこちら☟
高積雲(こうせきうん・Altocumulus) 略号Ac
モザイク状・ロール状・レンズ状など色々な顔を持っており、ひつじ雲なども代表例の1つになります。上の画像の右側がレンズ雲ですが、きれいに見える雲ほど悪天の前触れと言われています。高度:7,000~15,000ft(2,133~4,572m)と中層に出ることが多い雲ですね。
『層積雲』がこちら☟
層積雲(そうせきうん・Stratocumuus) 略号Sc
灰色又は白っぽい厚みを帯びたかたまりで横に広がっており、モザイク状・ロール状などが代表例になります。高度:4,000~6,000ft(1,346~1,955m)と下層に出ることが多い雲です。
普段あまり見ないような雲が出ていると『地震雲』か!?となりがちですが、これらの雲は割と頻繁に出ている雲です!!
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『地震雲』は存在しないとまでは言えない!!
科学的根拠は薄いとされている『地震雲』ですが、日本地震学会の広報誌『なゐふる』で気象庁気象研究所の荒木健太郎氏は、「地震雲は存在するのか?」という問いに正確に答えるとすれば、「地震雲の存在は証明されていない」が正解です。としており、簡単に言えば良く分からないというスタンスのようですね。絶対にないとは言い切れないようです!!
気象庁も『地震雲』はないと言いきるのは難しい!
気象庁も下記のページにて、『地震雲』について書いています☟
その部分を抜粋しますと、雲は大気の現象であり、地震は大地の現象で、両者は全く別の現象です。大気は地形の影響を受けますが、地震の影響を受ける科学的なメカニズムは説明できていません。「地震雲」が無いと言いきるのは難しいですが、仮に「地震雲」があるとしても、「地震雲」とはどのような雲で、地震とどのような関係で現れるのか、科学的な説明がなされていない状態です。としています。
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2021年12月3日09時28分頃に紀伊水道を震源とするM5.4の地震が発生!
2021年12月3日09時28分頃に紀伊水道を震源とするM5.4の地震が発生しました。この地震による津波の心配はありません。
12月3日06時37分頃に山梨県東部・富士五湖を震源とするM4.9の地震が発生!
12月3日06時37分頃に山梨県東部・富士五湖を震源とするM4.9の地震が発生しました。震源の深さは20㎞で、この地震による津波の心配はありません。
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首都直下型地震(南関東の地震)は今後30年以内に約70%の確率で発生する?
現在のところ示されているデータでは、首都圏の地下で起こるM7クラスの地震は30年以内に約70%の可能性で起こるだろうとの試算が出されています!
南海トラフ巨大地震は1年~2年以内に来る!?
立命館大学環太平洋文明研究センター教授の高橋学氏によりますと、2019年5月10日の日向灘での地震も含めてデータを客観的に見れば、南海トラフ巨大地震は1~2年以内に起きると考えるのが自然です」と話しています。
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10月25日に横須賀で『謎の異臭騒ぎ』が発生!巨大地震の前兆!?
横須賀では10月25日には『謎の異臭騒ぎ』が発生しています。それまでにも複数回異臭騒ぎが起きており、地震の前兆ではとの声もありますね!
10月26日には熱海市・23日には伊豆地域でクジラの漂着・漂流が相次ぐ!巨大地震の前兆!?
10月26日に熱海市下多賀の長浜海水浴場付近の海岸にクジラと見られる巨大生物が漂着、23日には伊豆地域で伊東市八幡野の沖合に体長約8ⅿのクジラの死骸が漂流するなど、クジラの漂着・漂流が相次いでいます!ネットではクジラの打ち上げは地震の前兆という話もあるみたいですが、専門家は科学的根拠はないとしています。
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まとめ
最近比較的規模の大きな地震が続いたこともあり、最近『地震雲』の投稿が増えているようです。大きな地震が起こると話題になる『地震雲』ですが、科学的な根拠に乏しく、これだけで地震が来るとは言えないです。ただ、日本地震学会の広報誌『なゐふる』・気象庁でも取り上げられていますが、存在までは否定はしていません。いつ来ても良いように今の内からしっかりと備えておくことが重要ですね!!