最近比較的規模の大きめの地震があったこともあり、『地震雲』の投稿が増えているようです。そこで本日は、この内容について見ていきたいと思います~
内閣の最新想定では日本海溝でM9.1・千島海溝でM9.3☟
日向灘ではM6.6の地震が発生☟
目次
- 1月24~30日には『地震雲』の投稿が急増!
- そもそも『地震雲』って?
- 『地震雲』は科学的な根拠は乏しいと言われている!!
- 『巻雲』・『高積雲』・『層積雲』・『飛行機雲』などが良く『地震雲』と間違われる!!
- 『地震雲』は存在しないとまでは言えない!!
- 気象庁も『地震雲』はないと言いきるのは難しい!
- 首都直下型地震(南関東の地震)は今後30年以内に約70%の確率で発生する?
- 南海トラフ巨大地震は1年~2年以内に来る!?
- 10月25日に横須賀で『謎の異臭騒ぎ』が発生!巨大地震の前兆!?
- 10月26日には熱海市・23日には伊豆地域でクジラの漂着・漂流が相次ぐ!巨大地震の前兆!?
- まとめ
1月24~30日には『地震雲』の投稿が急増!
1月24~30日には『地震雲』が見られたと話題になっています!
では、早速投稿を見てみましょう☟
24日☟
地震雲じゃなきゃいんだけど。
— MoNiKa (@bibibibebe) January 24, 2022
広島。 pic.twitter.com/cCTKCDT1i2
#地震雲#綺麗な雲#地震予兆
— cham (@cham31650863) January 24, 2022
こないだ地震があった九州方面にこんな雲が暫く出てました。また地震でも起きるのかと少し心配です。 pic.twitter.com/yjFKuMJVZB
25日☟
地震雲?! pic.twitter.com/pxszk33nZ7
— のりじ (@noooriji1084) January 24, 2022
都内でも更に地震雲に似た雲が。用心したほうがいいのかも💦# 地震雲# 東京 pic.twitter.com/oGoaiYsDk5
— pippi (@pippi_01) January 25, 2022
ハロ現象と地震雲です!
— IH-Soyin-UK (@kookoo163) January 25, 2022
やはり、天候も気になりますが、
関東近県での発震にご注意を! pic.twitter.com/foCNyCVKQx
撮影時間 2022年1月25日16時55分
— 舞琴🐱 (@Makocyan0310) January 25, 2022
撮影場所 市内某所
空の雲
見方によっては幻想的な雲
でもこの雲
物凄く気になる雲にも思えて。。。
地震雲???
放射線の先は西方面 pic.twitter.com/auVEK6sD7t
26日☟
21日の夜中に九州内で地震あったんだが、実は私その前日の夜に不気味な雲を見かけたんだ。その時手元にスマホがなくて写真を撮ってないけど、後日その雲を調べたら、地震雲かもしれない..🤔🤔朝にはうろこ雲みたいになってた..
— アニメが好きな者 (@fKfwNUM5vx4GuUm) January 26, 2022
(夜(左の写真)と朝(右の写真)を浮かべて下さいm(_ _)m)↓↓ pic.twitter.com/VoS5e3Xdnj
27日☟
地震雲…?? pic.twitter.com/dGmY8aMlKp
— キャシー (@yamaoka1984) January 26, 2022
地震雲…? pic.twitter.com/iiOBJCY1FR
— しまえなが (@shimaenagaworks) January 27, 2022
栃木県矢板市から
— IH-Soyin-UK (@kookoo163) January 27, 2022
西方向へ向かって撮影
地震雲出現中‼️
ヤバイ感じの雲です‼️
皆さん地震にご注意を! pic.twitter.com/gUegMGUFa4
28日☟
これって地震雲?
— GOLDきんちゃん(GOLDは熱いぜぇ~♪) (@kinmomo001) January 28, 2022
以前こういうの見た翌日地震あったなあ。
高森町から山梨静岡方面ですかね~。#地震雲 pic.twitter.com/vCW4ar8I4b
29日☟
夕方変な雲出てた
— apollo (@nemu33zz) January 29, 2022
地震とかないといいけどな。
そもそも地震雲ってどんな
雲のことなのかな?
この機会に防災グッズの見直しを❕
我が家は玄関にリュックを置いてるよ。#地震雲#九州 pic.twitter.com/IiK7E8kCQy
30日☟
関東にヤベ〜雲が出てる😵
— 戮 21 ZX10R KRT (@h2riku1) January 29, 2022
まさかの地震雲?
やっぱ2月1日前後は危ない? pic.twitter.com/uKSX5pgmsV
今回挙がっている画像のほとんどは巻雲(飛行機雲も含む)・高積雲と呼ばれるものですね!!中には気になる形状のものもありますが。
地震雲の種類についてはこちら☟
そもそも『地震雲』って?
『地震雲』とは、(じしんくも・じしんうん)と読み、地震の前後に特殊な形状の雲が観測されると言われているものを指します。『地震雲』の発生メカニズムの仮説としては、地震雲は断層付近の地下の歪みにより気温の異常増加が起こり、その様な断層線があればその上で起こるといった仕組みのようです。
スポンサーリンク
スポンサーリンク
『地震雲』は科学的な根拠は乏しいと言われている!!
『地震雲』と言われているものの多くは、気象現象として説明可能なものがほとんどとされており、そのような雲と地震の発生の関連は地球科学や気象学、一般的な科学としてほとんど認められておらず、科学的な根拠には乏しいと言われています!
『巻雲』・『高積雲』・『層積雲』・『飛行機雲』などが良く『地震雲』と間違われる!!
巻雲がこちら☟
巻雲(けんうん・Cirrus)略号Ci
箒状・かぎ状になっているものがあり、天気の良いときに出ていることが多いです。高度:16,000~43,000ft(5,003~13,233m)と高いところに出る雲とされており、『飛行機雲』も『巻雲』の一つです!
高積雲がこちら☟
高積雲(こうせきうん・Altocumulus) 略号Ac
モザイク状・ロール状・レンズ状など色々な顔を持っており、ひつじ雲なども代表例の1つになります。上の画像の右側がレンズ雲ですが、きれいに見える雲ほど悪天の前触れと言われています。高度:7,000~15,000ft(2,133~4,572m)と中層に出ることが多い雲ですね。
『層積雲』がこちら☟
層積雲(そうせきうん・Stratocumuus) 略号Sc
灰色又は白っぽい厚みを帯びたかたまりで横に広がっており、モザイク状・ロール状などが代表例になります。高度:4,000~6,000ft(1,346~1,955m)と下層に出ることが多い雲です。
普段あまり見ないような雲が出ていると『地震雲』か!?となりがちですが、これらの雲は割と頻繁に出ている雲です!!
スポンサーリンク
スポンサーリンク
『地震雲』は存在しないとまでは言えない!!
科学的根拠は薄いとされている『地震雲』ですが、日本地震学会の広報誌『なゐふる』で気象庁気象研究所の荒木健太郎氏は、「地震雲は存在するのか?」という問いに正確に答えるとすれば、「地震雲の存在は証明されていない」が正解です。としており、簡単に言えば良く分からないというスタンスのようですね。絶対にないとは言い切れないようです!!
気象庁も『地震雲』はないと言いきるのは難しい!
気象庁も下記のページにて、『地震雲』について書いています☟
その部分を抜粋しますと、雲は大気の現象であり、地震は大地の現象で、両者は全く別の現象です。大気は地形の影響を受けますが、地震の影響を受ける科学的なメカニズムは説明できていません。「地震雲」が無いと言いきるのは難しいですが、仮に「地震雲」があるとしても、「地震雲」とはどのような雲で、地震とどのような関係で現れるのか、科学的な説明がなされていない状態です。としています。
スポンサーリンク
スポンサーリンク
首都直下型地震(南関東の地震)は今後30年以内に約70%の確率で発生する?
現在のところ示されているデータでは、首都圏の地下で起こるM7クラスの地震は30年以内に約70%の可能性で起こるだろうとの試算が出されています!
南海トラフ巨大地震は1年~2年以内に来る!?
立命館大学環太平洋文明研究センター教授の高橋学氏によりますと、2019年5月10日の日向灘での地震も含めてデータを客観的に見れば、南海トラフ巨大地震は1~2年以内に起きると考えるのが自然です」と話しています。
スポンサーリンク
スポンサーリンク
10月25日に横須賀で『謎の異臭騒ぎ』が発生!巨大地震の前兆!?
横須賀では10月25日には『謎の異臭騒ぎ』が発生しています。それまでにも複数回異臭騒ぎが起きており、地震の前兆ではとの声もありますね!
10月26日には熱海市・23日には伊豆地域でクジラの漂着・漂流が相次ぐ!巨大地震の前兆!?
10月26日に熱海市下多賀の長浜海水浴場付近の海岸にクジラと見られる巨大生物が漂着、23日には伊豆地域で伊東市八幡野の沖合に体長約8ⅿのクジラの死骸が漂流するなど、クジラの漂着・漂流が相次いでいます!ネットではクジラの打ち上げは地震の前兆という話もあるみたいですが、専門家は科学的根拠はないとしています。
スポンサーリンク
スポンサーリンク
まとめ
最近比較的規模の大きな地震が続いたこともあり、最近『地震雲』の投稿が増えているようです。大きな地震が起こると話題になる『地震雲』ですが、科学的な根拠に乏しく、これだけで地震が来るとは言えないです。ただ、日本地震学会の広報誌『なゐふる』・気象庁でも取り上げられていますが、存在までは否定はしていません。いつ来ても良いように今の内からしっかりと備えておくことが重要ですね!!