最近比較的規模の大きめの地震があったこともあり、『地震雲』の投稿が増えているようです。そこで本日は、この内容について見ていきたいと思います~
内閣の最新想定では日本海溝でM9.1・千島海溝でM9.3☟
日向灘ではM6.6の地震が発生☟
目次
- 3月6日~9日には『地震雲』の投稿が急増!
- そもそも『地震雲』って?
- 『地震雲』は科学的な根拠は乏しいと言われている!!
- 『巻雲』・『高積雲』・『層積雲』・『飛行機雲』などが良く『地震雲』と間違われる!!
- 『地震雲』は存在しないとまでは言えない!!
- 気象庁も『地震雲』はないと言いきるのは難しい!
- 首都直下型地震(南関東の地震)は今後30年以内に約70%の確率で発生する?
- 南海トラフ巨大地震は1年~2年以内に来る!?
- 3月6日には東京大田区の呑川で1000匹以上のボラの大量死が発生!
- 3月7~8日にかけて大阪市の平野川・第二寝屋川などでボラと見られる魚が大量死!
- まとめ
3月6日~9日には『地震雲』の投稿が急増!
3月6日~9日には『地震雲』が見られたと話題になっています!
では、早速投稿を見てみましょう☟
6日☟
札幌市
— アニメじゃない (@itogentashine01) March 6, 2022
藻岩山方面
発光してる
#発光現象#地震前兆#地震雲#気象 pic.twitter.com/7n7H5qecZf
7日☟
今日の空は骨みたいな雲が
— eeeerrryyyy (@FI0jkgcoHfbgmzi) March 7, 2022
広がってる…
何かこの雲見ると少し大きめな
地震が1週間前後に起きる確率が高い気がする。
災害レベルではないと思うけど。#地震雲 pic.twitter.com/kkaukBooIB
北と南に #地震雲
— 0 (@zeroninaru_) March 7, 2022
ちなみに写真は南の空☀️
大きな地震ありませんように(>人<;)#空 #イマソラ #太陽 #空は繋がってる #雲 #心配性 (;'ω'∩) pic.twitter.com/wIRfk1AqUm
奥さんが地震雲だわ!!と騒いでる。流山から埼玉方面の空です pic.twitter.com/nPtQ8aZuzi
— B級市民 (@B21003722) March 7, 2022
8日☟
この雲は地震雲🤨😬⁈ pic.twitter.com/2bvZfrQHry
— あーちゃん (@yYXO9balXuWfS5z) March 8, 2022
これは⁉️
— 加藤英行@hideyuki kato (@usiujp) March 8, 2022
地震雲??? pic.twitter.com/j2ZDScGOpn
9日☟
昨日(2022/3/7 17:30)の雲が、直線状にのびていましたが、千葉県からみて夕日の沈む方向(西)を指していました。もしかして地震雲か?と思いましたが、石川県にて震度5弱が発生したようです。すごくきれいで幻想的な夕焼けでした。念のため、衛星画像でも確認してみます。 pic.twitter.com/MOxy6Neku1
— なまずんの地震予知(The World Earthquake Research Institute) (@iTython1) March 7, 2022
栃木県宇都宮市より1枚目は南方向2枚目は東方向に向かって撮影。
— IH-Soyin-UK (@kookoo163) March 8, 2022
横筋状数段の地震雲と奥のほうにナイフで切ったような形の雲が出現中です。
パプアニューギニアの方で大きな火山噴火がありました。
1週間以内は日本での地震に注意が必要ですし関東近県でも地震に注意です。 pic.twitter.com/WDjexzp3HG
今回挙がっている画像のほとんどは巻雲(飛行機雲も含む)・高積雲と呼ばれるものですね!!中には気になる形状のものもありますが。
地震雲の種類についてはこちら☟
そもそも『地震雲』って?
『地震雲』とは、(じしんくも・じしんうん)と読み、地震の前後に特殊な形状の雲が観測されると言われているものを指します。『地震雲』の発生メカニズムの仮説としては、地震雲は断層付近の地下の歪みにより気温の異常増加が起こり、その様な断層線があればその上で起こるといった仕組みのようです。
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『地震雲』は科学的な根拠は乏しいと言われている!!
『地震雲』と言われているものの多くは、気象現象として説明可能なものがほとんどとされており、そのような雲と地震の発生の関連は地球科学や気象学、一般的な科学としてほとんど認められておらず、科学的な根拠には乏しいと言われています!
『巻雲』・『高積雲』・『層積雲』・『飛行機雲』などが良く『地震雲』と間違われる!!
巻雲がこちら☟
巻雲(けんうん・Cirrus)略号Ci
箒状・かぎ状になっているものがあり、天気の良いときに出ていることが多いです。高度:16,000~43,000ft(5,003~13,233m)と高いところに出る雲とされており、『飛行機雲』も『巻雲』の一つです!
高積雲がこちら☟
高積雲(こうせきうん・Altocumulus) 略号Ac
モザイク状・ロール状・レンズ状など色々な顔を持っており、ひつじ雲なども代表例の1つになります。上の画像の右側がレンズ雲ですが、きれいに見える雲ほど悪天の前触れと言われています。高度:7,000~15,000ft(2,133~4,572m)と中層に出ることが多い雲ですね。
『層積雲』がこちら☟
層積雲(そうせきうん・Stratocumuus) 略号Sc
灰色又は白っぽい厚みを帯びたかたまりで横に広がっており、モザイク状・ロール状などが代表例になります。高度:4,000~6,000ft(1,346~1,955m)と下層に出ることが多い雲です。
普段あまり見ないような雲が出ていると『地震雲』か!?となりがちですが、これらの雲は割と頻繁に出ている雲です!!
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『地震雲』は存在しないとまでは言えない!!
科学的根拠は薄いとされている『地震雲』ですが、日本地震学会の広報誌『なゐふる』で気象庁気象研究所の荒木健太郎氏は、「地震雲は存在するのか?」という問いに正確に答えるとすれば、「地震雲の存在は証明されていない」が正解です。としており、簡単に言えば良く分からないというスタンスのようですね。絶対にないとは言い切れないようです!!
気象庁も『地震雲』はないと言いきるのは難しい!
気象庁も下記のページにて、『地震雲』について書いています☟
その部分を抜粋しますと、雲は大気の現象であり、地震は大地の現象で、両者は全く別の現象です。大気は地形の影響を受けますが、地震の影響を受ける科学的なメカニズムは説明できていません。「地震雲」が無いと言いきるのは難しいですが、仮に「地震雲」があるとしても、「地震雲」とはどのような雲で、地震とどのような関係で現れるのか、科学的な説明がなされていない状態です。としています。
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首都直下型地震(南関東の地震)は今後30年以内に約70%の確率で発生する?
現在のところ示されているデータでは、首都圏の地下で起こるM7クラスの地震は30年以内に約70%の可能性で起こるだろうとの試算が出されています!
南海トラフ巨大地震は1年~2年以内に来る!?
立命館大学環太平洋文明研究センター教授の高橋学氏によりますと、2019年5月10日の日向灘での地震も含めてデータを客観的に見れば、南海トラフ巨大地震は1~2年以内に起きると考えるのが自然です」と話しています。
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3月6日には東京大田区の呑川で1000匹以上のボラの大量死が発生!
3月6日に東京大田区の住宅街を流れる呑川でボラなどの魚の大量死が発生しました。その数は1000匹以上で、目立った傷はないとの事です!
3月7~8日にかけて大阪市の平野川・第二寝屋川などでボラと見られる魚が大量死!
3月7~8日に大阪市の平野川・第二寝屋川などでボラとみられる魚が大量に死んでいるのが見つかりました。大阪府の報道発表によりますと、トータルで約7500匹見つかっていますね!
こう東京・大阪と相次ぐと心配になってきますね!
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まとめ
最近比較的規模の大きな地震が続いたこともあり、最近『地震雲』の投稿が増えているようです。大きな地震が起こると話題になる『地震雲』ですが、科学的な根拠に乏しく、これだけで地震が来るとは言えないです。ただ、日本地震学会の広報誌『なゐふる』・気象庁でも取り上げられていますが、存在までは否定はしていません。いつ来ても良いように今の内からしっかりと備えておくことが重要ですね!!